7月20日~22日までロシア国立ペルミバレエ学校の講習会が行われました。
今回は、小学1,2年生を対象とした児童バレエと小学3,4年生を対象としたロシア国立ペルミバレエ学校の第1学年課題程度の内容でした。
内容は、ほぼいつものレッスンと変わらないのですが、ロシアの先生たちは基礎の基礎を重視していました。
時間をかけて基礎を丁寧に丁寧に教えているのを見て、ロシアのバレエ学校のように週6日のレッスンができればと、つくづく思います。
基礎の構築に時間を使うと、その先に進めないので基礎をおろそかにしても見た目だけバレエっぽくしようとすっる日本の教え方。
生徒がケガをする可能性や子供たちの将来への夢・希望を無視しているようにしか見えません。
でも、そうしないと日本のバレエビジネスは成り立たないのでしょう。
でも・・・それじゃやっぱり駄目なんですよ!
遠回りのようだけど、基礎なくしてはどこにもいかないのです。
小さいうちからたくさん回ったり、たくさん飛ぶことではなく、本物の教育によって正しく育てることでそれぞれの夢を実現できるよう進んでいくのが真のバレエだと思います。
私の夢の一つは、日本で本物のワガノワメソッドによるバレエ教育によって生徒を育て、本物のバレエを世に広めていくことと、正しいレッスンによって子供たちの夢実現へのサポートをしていくことです。
「日本に本物のバレエ教育を!」
次の講習会は、8月29日~31日です。
今回の受講者
初級クラス、小4の2人
最終レッスン後に今回教えてくださったロシア国立ペルミバレエ学校のエルミラ・ムルシウカエバ先生と。